保護猫譲渡るーむ(仙台市 あにまるロック診療所)

仙台市のあにまるロック診療所です 当施設に保護猫の譲渡施設 保護猫譲渡るーむを設置しました~ 性格重視の飼い易い猫ちゃんが、常時8頭前後在籍してますので、 よろしくお願いいたします。  高齢者、単身者、小さなお子さんがいらっしゃる家庭の方でも安心して 飼っていただける子ばかりなので皆さん会いに来てください

仙台市のあにまるロック診療所です。
保護猫の譲渡施設である「保護猫譲渡るーむ」を開設してます
 かなり、面白い部屋ができたので、皆さん遊びに来てください

お部屋開放日 平日18時~21時、土日祝日10時~17時
080-4405-0196
(訪問アニマルクリニック浜口およびあにまるロック診療所共通)
土日祝日専用ダイヤル022-200-6154 
不定休
見学ご希望の方は必ず事前にお電話ください
専属スタッフによるSNS発信中
こちらでは、猫たちの日常を発信していま~す
SNSのDMでも見学希望、お問い合わせ受付中
インスタ、X  @hogonekoroom
YouTubeチャンネル 「あにまるロック診療所」もご覧ください

昨年(2022年)12月、鶴が丘プロムナード内にある現物件を借りて
この部屋の構想は始まりました。
 せっかく作るなら、楽しい部屋に猫を展示したい
そんなことを考えていたら、たまたま当院の患者さんが犬猫関連の依頼が得意な大工
さんだったんです。
 これは運命の出会いでした~
「2階に面白い猫部屋を作りたい」「坂上っぽく」と希望を出して
あとは任せるんで、お願いできますか?と言ったら快く快諾いただき工事がスタート
 具体的な設計はすべて大工さんにお任せし、私は完成を待つばかり・・・。
ちなみに以前の状態はこんなレトロな和室が2部屋でした。
猫部屋施工前 (1)

ここから40日
期間中無休で仕上げていただき
完成した部屋がこちらです
まさに大改装ビフォーアフター
なんということでしょう~

01


詳しくご紹介します
入口のドアです
ドアの横に小窓が付いていて
中の様子が見えるようになっています

入口のドア
 
二重のドアになっています
内側のドアは網目状で猫が見えます
内側の扉

中はステップでいっぱいで部屋中立体的に動ける
アスレチック構造になっています

内装

吊り橋や肉球が丸見えのアクリル板ステップも設置
吊り橋

バルコニーもきれいにリフォームここから自由に出入りできます

DSC_0207


インターネットが見れるテレビも付けました

猫部屋テレビ

「坂上っぽく」から始まったこの部屋の改装でしたが、
完成後はなんと、旭山動物園状態でした~。
 素晴らしい出会いに感謝です

この部屋を制作してくれた大工さんですが、
その後、「犬猫専門の大工になる」と意気込んでおりました。


部屋の制作
愛犬愛猫専門の空間造り
株式会社GAC 


DSC_0761

DSC_0759

当施設(保護猫るーむ)は保護ではなく譲渡活動専門です。
提携ボランティアから引き取った成猫を展示し、譲渡を行う
のが主な活動です。
 現状、スペースと届けの問題から頭数制限があるため、
提携ボランティアさんの猫のみの譲渡活動になります。

 ここで、当るーむの譲渡システムをご紹介します
一番の特徴は飼うのに年齢制限はありません
80代の方、でも90代の方でも健康にある程度自信があって、
しっかり面倒見ていただけるならば、喜んでお出しします。
 ただ、3歳の猫を80代の人に出してもさすがにねぇ~
ということは紛れもない事実だと思います。
 そこで、里親譲渡ではなく
期限のないホームスティー先として迎え入れていただきます

つまりは飼育ではなく、預かっていただくというものです。
これをにゃんこのホームステイから「にゃんこステイ」と
名づけました
 できれば、生涯面倒みてもらいたいのは山々なので、
にゃんこステイには対象年齢(65歳以上の方)を設置してます。
65歳未満の方は従来どおりの里親譲渡とさせていただきます

 高齢者優遇なのは、高齢者さんの話し相手として当施設の猫
を役立てたい
という思いからそうしています。

 あと、日頃から往診業務で高齢者世代の方宅にお邪魔しますが、
皆さんとても一生懸命時間をかけて愛情を注いで飼育されている
ことが多いため、「高齢者こそペットを!」これがスローガンに
なっている部分があるんです。

 だから、自然と高齢者優遇になってしまいがちなんですよね
もちろん、若い方にもどんどん見に来ていただいて、
里親になってもらいたいです!

最後に
にゃんこステイの概要を載せておきます

にゃんこステイ
概要
<内容>
当るーむに在籍している猫をお家に連れて行ってホームスティという形で預かり
飼育してください。飼育者様の体調変化などで飼育の継続が困難になった場合は当るーむに返還していただくことも可能ですので、無理せず安心して飼育ができます。
勿論、最後まで飼育していただくことも可能です。

<条件>
65歳以上のシニア世代の方が対象になります。
ペット可の住宅に住んでいて、ある程度健康な方であればOKです。
*65歳未満の方は通常の里親としての譲渡になります。里親さんの場合は原則として、生涯飼育していただきます。


<サポート>
有料になりますが、病気になったら獣医師が往診いたします。
その他にも病気の相談など気になることがあれば遠慮なくご相談ください。



「ペットを飼いたいけど自分の年齢を考えると飼えない・・・。」
そんな方々、寂しがるのはまだ早い!
当るーむから猫を連れて行ってお世話してくれませんか?

責任もって飼育から、預かって自分のペースで世話をする。

つまりは「飼う」から「預かり」へ。

みなさん、この「新しい飼育スタイル」に協力してくれませんか?

勿論、従来型の里親としての譲渡も大歓迎!
お気軽にご相談下さい。


あにまるロック診療所 保護猫るーむ

浜口 純 

はじめましての方もいるかもしれませんね
仙台市の鶴が丘で動物診療所をやっている獣医師の浜口と申します。
 当施設は診療の傍ら、2階に保護猫るーむというのがありまして、
それをPRするべくこのブログをスタートしました。
 以前から、やっている訪問アニマルクリニック浜口ブログのほうでも、
再三にわたりこの話題をしてきましたので、内容はほぼ把握されている方も
多いと思いますが、今一度この場を借りてリメイクしてお伝えさせてください。
 
 「保護猫るーむ」を始めたきっかけは、とある猫ボランティアさんのシェルター
に訪問した時でした。
 日頃から往診で猫を診察することが多いのですが、
通常猫って人が来ると逃げるじゃないですか?
 でも、ここの猫は違いました。扉を開けた瞬間物凄いスリスリラッシュ!

welcomeが止まらなかったんです
  それなのに行き場がない子達だということでした。
そこで、ふと思ったんです
 猫が飼えるけど飼わせてもらえない世代の人たちと、
行き場のない成猫のマッチングです。  
 猫を飼えるのに飼わせてもらえない世代というのは、
65歳以上のシニア世代呼ばれる方々です。
 この方々は、最後まで看取ることができないからという理由
で譲渡会でも門前払いされたりします。  
 でも、これって差別じゃないですか?そして高齢化社会で
生涯現役の方増えてきているのに、猫より早く亡くなるって?  
逆に若い人が最後まで看れる保証ってどこにあるの?  
 そんなきっかけで猫を飼う人の裾野を広げるために診療所立ち上げに合わせて、
この部屋の作りました。
 当施設の譲渡活動は、飼うのに年齢制限はありません
次の記事でこれを説明させてください。

あにまるロック診療所
院長 浜口 純


↑このページのトップヘ