前回の続きです。
大騒動が解決したその日（２０２４年４月２１日）
壮絶な譲渡ラッシュがあったんです！！
　この日の譲渡予定は白太郎だけの予定のはずでしたが、
なんと大量脱出メンバー４頭のうち、３頭が譲渡を決めたんです！


＊白太郎の譲渡は別記事でお伝えしてるので、省きます。


まずは午後、ご夫婦が見学に来られ、「仲の良い猫を２頭飼いたい！」
とのこと、これ絶対！やま＆ミニトラの同期コンビです！
当然ご本人たちもそれを希望
逃げた猫なので、躊躇しようと思いましたが、熱烈希望だったので、
譲渡決定！そして、少しでも早く暮らしたいということで、
その日の夜に訪問譲渡することとなりました。
あの２頭はナイスカップル！なんで最高のコンビですよ
逃げたことは・・・まぁいいか

　そして、夕方
自転車で１時間もかけて、来店した見学者さん
「えん」に興味があってきたとのこと
そして、昨夜の疲れが抜けきれない筈の「えん」がなぜか
下りて遊んでるじゃありませんか
　いやいや、えんは～
スタッフに今回の経緯を説明してもらい、あまりお勧めしないつもりでしたが、
ご本人のやる気もすごい！そして「えん」も完全にロックオンしてます！
　逃げ対策は万全ということで、特別に譲渡を承諾
やはりこの方も準備万端ということで、即訪問譲渡に行くことに・・・。

　えんは警戒心女王なので、捕獲が困難なため、スタッフに残業して
もらい捕獲！またしても、私が負傷＆肛門腺かけられ悪臭

＊写真は保護猫譲渡るーむのＸより


昨日の今日なので、待合室のご紹介ボードにも落書きしちゃってました


　
そして、白太郎の引き渡しが終わり
えんの訪問譲渡へ


逃走対策には自信あり！というだけあって、
ドアは２重、そして「えん」が生活するリビングもあわせると３重
さらにこんな感じで素敵なアイテムも新調
　

無茶苦茶幸せな猫です
そして、譲渡契約を済ませ開放


万が一の一で逃げてしまった時の特徴にしたいということで、
首輪をつけたいそうでお手伝い


そして、キャリーＯＵＴ！
暗闇へＧＯ


これは時間かかりますねぇ～
でも、えんちゃんに運命を感じてくれてる方だったんで、最高の出会い
だったと思います。
えんちゃん
最後にゴタゴタしたけど、可愛いからご指名受けたんだぜ！
　飼い主さんを信頼するんだよ



えん
２０２４年２月２４日入室～４月２１日譲渡
在籍５８日間

そして、病院に戻り
今度はミニトラ＆やまを捕獲
この２頭は逃走というより遊んでただけなんでしょう！
警戒心もなく楽勝でした。
念には念を入れて、ネットからのケージＩＮ×２です

　
そして、譲渡先へ
夜おそくにも関わらず、里親さん外で待ち構えてくれてました～
譲渡契約を交わしてる間も、ネットに入った状態なのに、
「可愛いカワイイ」の連発
無茶苦茶テンション上がってくれてます

そして開放
テンションＭＡＸでした～(笑)


そしてご主人がやまを抱っこ


いやぁ～～みなさん幸せそうでした～～
前の猫を亡くして寂しい思いをしている中での、初めての２頭飼い
だそうです。しかも、最強カップルコンビですからね～

やま、ミニトラ
キミ達は爽やかだった～～～
楽しかったよありがとう




やま、ミニトラ
２０２４年３月２４日入室　４月２１日譲渡
在籍２９日間

この日の譲渡ラッシュ４頭のうち３頭が今回逃走の猫
もし、捕まってなかったら・・・。なんて考えるとゾッとします！

本当に良かった～～～～～～

猫の扱いは苦労がたえません

でも、沢山の笑顔をいただけるので、これからもやめられません

もうすぐ１周年
これからも保護猫譲渡るーむをよろしくお願いいたします。

あにまるロック診療所
保護猫譲渡るーむ
管理人　浜口　純












　

２０２４年４月１８日２１時すぎ
保護猫譲渡るーむ史上最大の危機が訪れたんです

まずはこの恐怖体験を包み隠さずお伝えします。

当るーむには、窓の向こうに広いバルコニーがあるのですが、
施工時にこのバルコニーがもったいなかったので、猫に生かそう
ということで、窓に猫用通用口をつけて逃走防止のネットを厳重に張って
入念にリフォームしたんです。




昨年は沢山の猫たちが日光浴に風受けに満喫していました



そして今年も、みんなに楽しんでもらおうとバルコニーを開放したんです

昨年バルコニーを経験しているのはるーむ内ではマンボ寮長のみ。

　今いるメンバーはバルコニー初体験です。
猫通用口はすぐにみんな覚えて、今年も幸せそうにしていたんです。

　そんな中、２０２４年４月１８日２１時すぎ
事件が起こりました

私が夜の掃除をしに部屋に入ったら、明らかに部屋に居る猫が足りません・・・。
バルコニーかな？と思い出てみると
猫がいないんです
そして、緑色のネットの向こう側にミニトラの姿が・・・

　なんと、ネットをこじ広げられてて、すき間ができていたんです
そして、私に気づいたミニトラがスッと姿を消しました
部屋に居る猫を確認したところ、マンボ、くま、こまち、タマの４頭のみ
いないメンバーはミニトラ、やま、えん、こぐまの４頭
　なんと大量脱走です

そして、屋根全体を確認しようと道路に出たら
怖ろしい絵ずらが・・・。
屋根の右上にいるのはシャチホコではありません
「やま」です
高さにして５メートルといったところでしょうか？
他のメンバーは確認できません


やまに近づいて下から話かけても、どや顔で夜風を満喫しています。

もう、私の精神状態は完全にパニック。そしてるーむ終了の予感
スタッフと緊急電話会議をして、「ここは帰りを待つしかない」

という結論になり、緩んでいた網を少し切ってすき間を広げ開放、
猫通用口は入れるけど出れないモードにして待機
　
居残り猫たちも心配してみんな窓の前でソワソワしてました

そして３０分後、ミニトラが部屋に戻ってきました～

あと３頭
２時間後、バルコニーに出ると、
ネットの向こうに余裕かました「やま」の姿が！
ネットのすき間から腕を入れ、ちゅーるを差し出すと片手出して食べたので、
すかさず腕掴んで格闘しながら、確保

残るは「えん」と「こぐま」です
通用口は過去にもあったのですが、入れる出れないモードの時に、
力で内側からこじ開けると扉が逆モード（出れるけど入れない）になるため、
これ以上は危険と判断。

「えん」と「こぐま」は警戒心が強いためこの日は断念
バルコニーと正面入り口に捕獲器を仕掛けて帰宅
　そして翌朝。
バルコニーがオシッコ臭い
そして、器用に捕獲器の餌だけ無くなってました
捕獲機にかからずに、餌を食べる技術を持った猫が近くにいるんです。

性格的に「えん」と想定しましたが、捕獲器しか方法はないので、
何回かやってるうちに失敗して捕まると想定して、
捕獲にの前にカメラとトイレを置いて待機。

２日目の夜
カメラにえんの姿が・・・。
深夜１時に無茶苦茶鳴いて窓をこすってました
近所迷惑～～～～マジ勘弁です

　トイレにもしっかりオシッコがありました。
猫ってとにかく日中は動きません
　そして、３日目の日中
隣のテナントの方から、
「ウチのバルコニーに茶色い猫がいる」と指摘。
（ちなみに当テナントは２階に住居施設があって皆さん住んでいます）
捕獲器を置いてくださることになり、バルコニー勝負となりました～
この時点で、こぐまは眼中にありません（性格的に屋根から降りてどこか行ってる
と思うので）
とにかく、お隣さんに迷惑をかけてる「えん」を早く！！
　
　そして、その日の夜
壊された網戸でえんが挟まってパントマイムしてます

　でも、近づくと逃げる・・・。
そこで、猫通用口を開放して入れるけど出れないモードにしたところ
ついに、えんが帰ってきたんです！！
くまとタマが優しくお出迎え
この瞬間にすき間から脱出しないこの２頭素敵です


えん確保
こぐまは性格的に無茶する猫なので、この時点で厳しいと思ってました。

お隣さんには、猫が捕まった旨を伝え、
古くなった餌はそのままで捕獲器をウチのドアの前に置いて
返していただくようお願いして、帰宅

そして次の日の朝
裏口に返していただいた古いエサの入った捕獲器に黒い猫が！
明らかにこぐまです！
かなり暴れてたみたいで顔が赤くなってましたが、絶対こぐまです！
　最初、お隣さんがバルコニーで捕まえてくれたのかと思い確認したところ、
捕獲器を返しただけとのこと。
餌は古いけど一応セッティングだけしてくれてたそうです。
　それにあの黒猫入ったんです
シャンプーしようと鎮静かけて、マイクロチップを確認
こぐまでした～
＊腹立っちゃって公開する気もなかったので、こぐまの写真は一切ありません

これで、奇跡的に全頭確保
最後のこぐまは下に降りて外猫してたけど、
食べるものが無くて捕獲器入ったんでしょうね。
　人騒がせな
この猫以前からトラブルメーカーで、
ガードしているのにも関わらず、エアコンの上に籠城するし、
防寒対策の窓シートを全部はがすし、本当に困った奴でした

　ただ、今度という今度は頭にきました！！

あの、ネット網のすき間は力ずくでこじ開けたとしか考えられません。
今回逃げたメンバーの中でそれができるのは、こぐまだけです。

マジこの猫、安心して譲渡なんて出来るわけありませんよ

こぐまには、譲渡可能メンバーから外れ、
研修生として、１カ月間室内猫研修をしていただきます
その間はどんなに頼まれても、絶対に譲渡はしません！！
　勿論この猫に関しての投稿も控えさせていただきます
こんな逃げる猫
出せるか！つーの！


　
勿論私が甘かったのは、猛省します！
もう猫用通用口は廃止します！、窓も完全閉鎖します！
バルコニーに用事があって、窓開けたときに逃がさないように、バルコニーに
タモ網を常設します。

こんな茶番二度といたしません
ご近所の皆さんにご迷惑をおかけして本当に申し訳ないですよ。

事件発生時は、るーむ自体廃業しようと思いましたが、とりあえず全員確保なので
るーむは今後も存続します。

はぁ～
そんな気持ちで日常に戻った４月２１日
この逃走劇を演じたメンバーが！！
つづく

新しい提携先の秘密結社猫のために生きよさんから
とってもＢＩＧな新メンバーが来ました

かなりの馴れ猫と聞いていたので、早速丸腰で爪切りを慣行！
みてよ、この余裕の顔(笑)


長いこと別の名前で呼ばれていたのですが、気分を新たに我々はジャンボくんと
呼ばせていただくことにしました。

推定5歳、サバ白の男の子です

　あ、ちなみに名前ですが、基本的に一般の方からの有料案件はそのまま使います。
ボランティアさん経由は、我々が呼びやすい（覚えやすい）名前に変更するのが定番です。
まずは、この大物くんの経歴を簡単に説明します。
　この子は1年以上前に保護された子で、最初から手術はされていたので、誰かが
飼っていた猫のノラ化というケースです。
　こういう子って？歴代の同様なケースをみても人には抜群に馴れるのですが、
猫がダメなものなのですが、この子もまさにソレです！
　だから、１階の入院ケージでの生活。つまりは、毎度おなじみの猫部屋枠外猫
としての受け入れです。
　枠外猫って？通常譲渡活動には不利なんですが、先日までいた、
サブローくん（現あすかくん）は入院ケージ出身にも関わらず最短記録保持者

このサブローくんも体重６キロとかなりの大物でしたが、
なんとこのジャンボくん
サブローくんを遥かに超える、体重８キロ
　これ以上の体重の猫がウチに来ることはもうないと思うので、
、ジャンボという名前にしました～
今後１０キロのスーパージャンボみたいな子は絶対こないでしょ
この日は一応猫部屋も試してみましたが、こまちがパンチされ無理と判断。
やはり１階での管理がベストとなりました。

　入室２日目
今月から非常勤で我々の仲間になったトリマーさん
（いずれ訪問アニマルのブログでご紹介します）
が猫のシャンプーの練習がしたいということで、洗ってもらいました～
＊勿論鎮静下です


完璧なサラサラヘアーが完成！


トリマーさんありがとうございました



覚醒後、早速遊びたい様子


出してみました～
どうですか皆さん？
このどっしり感

他の猫との相性が合わないという致命的な問題こそありますが、
性格はとても温厚で、癒されますよ～
保護主さん曰く、布団で添い寝もしてくれるそうです

条件問わず、この子を迎え入れたいという熱意のある方ならどなたでも
大歓迎です。ただし単独飼育でお願いします

さぁ、大物ルーキーくん
幸せ掴もうね



ジャンボくんの面会は1階にてお願いいたします
向い側のケージに面倒な猫がいて、少々うるさいので、
トリミング室でツーショット面談をおすすめいたします。

ジャンボくんはマイペースで平常心なのですが、コイツが機嫌悪いのが
気になります。


これが最大のネックかもしれませんね。

そして、るーむからお知らせ
当るーむ人気№１の白太郎が、るーむを退出いたしました。
とは言っても里親さんが決まって卒業したわけではありません。
　白太郎、人間には抜群の馴れ馴れ猫で、皆さんに大変人気があるのですが、
猫（年下のメス猫）にものすごく不評でして、喧嘩が絶えませんでした。
白太郎は平和主義で遊んでるつもりなのですが、遊び方がしつこいし、
まだ子猫気分が抜けないしつこさで、ここ1～2週間他の猫たちの拒絶がひどく、
本人の孤立も甚だしい状態にあったため、もう限界と判断した次第です。
　急遽預かり先を探さなきゃいけなかったので、ウチの猫を飼ってくれている
ＯＢの皆さんを何人かリストアップして、片っ端から電話しようと
思ってたら、1件目のおかか（元カカオ）の飼い主さんが
二つ返事でOKしていただきました～
おかか（カカオ現役時代）


この子も現役時代は超馴れ猫でした、私以外にはですが（苦笑）
元々世話好き（結構お節介でしたが）だったし、相性抜群なはず！
そんな期待を込めての1発目での交渉だったのですが、即決そして、
翌日にはもう迎えていただきました～


白太郎お兄ちゃんの言うこと聞いて大人になれよ～
てかお前態度デカイだろぉ


今後はコチラに預かってもらいながら里親探しを同時進行していきます
、引き続き白太郎のほうをよろしくお願いいたします。

早速、素晴らしいブログを発信していただきました～

おかかの飼い主さん　カトウシノ♪美味しくてカワイイがま口屋さんのブログです