るーむの寮母様タマちゃんがついに卒業です



昨年3月に入室したタマちゃん
外猫から妊娠中に保護され、その日のうちに堕胎および子宮摘出された直後
に当施設にやってきました。
　　外猫時代は馴れ猫だったらしいですが、入所したころのタマは度緊張
で、人間不信の塊







見た目が地味なのにも関わらず、タマなんて名前つけちゃったんで、
余計地味になり、存在そのものも忘れられるスタートでした。
「今何頭？８頭じゃあ１頭入れる？」「いやちょっと待て・・・９頭いるよ」
、「・・・・タマ忘れてた～」なんて当時はスタッフとそんな会話をしていたのを
思い出せます。
　タマはとにかくスロースターター。
人間に馴れてき始めたのは入室後半年過ぎてから
　とにかく奥手で、地味、触れるけど自分からは降りてこない・・・。
　
そんな地味キャラのタマちゃんですが、素晴らしい長所があったんです
猫と仲良くなるのが無茶苦茶上手い

お母さんのような存在で、仔猫が在籍してる時も献身的にお世話してくれていました
同じく一歩引いて猫の世話をしていた、元寮長のマンボとは夫婦のように仲良くて、
いつもほっこりさせてくれました～。



同僚のベイや仔猫たちとも常に添い寝





入室してまだ馴れていない猫と寄り添うことが多かったです。


まさしく縁の下の力持ち
それがタマの代名詞！
　だからタマの存在は、とってもありがたかったです
でも、マンボが卒業して自分もそろそろって気持ちになったのか、
ここ２カ月くらいはとっても懐っこい姿を見せてくれました～




「最高の２頭目」これが我々のタマへの評価ポイントになり、
最強バーター猫
として、PRしていたある日
キュウちゃん（現ずんちゃん）の里親さんが、タマを２頭目でほしい
と言ってくれたんです！
キュウ（現ずん）ちゃん


るーむ時代から親子のように仲良かったキュウちゃんとの同居オファー
無茶苦茶うれしいお話でした

るーむ時代のタマとキュウちゃん



今回はリピーターの方ということで、訪問譲渡ではなく、
契約書を書いてもらい、契約終了！そのまま連れていってもらいました～
まだ、不慣れですがちゃんと生活できているそうです


まだまだ自分のことで精一杯の様子で、ずんちゃんのことまで、
気が回らないようですが、近いうちに持ち前のお母さんキャラが
発揮されることでしょう



地味キャラにしてしまい、譲渡に時間がかかってしまいましたが、
我々としてはるーむを支えてくれてとってもありがたい存在でした
　でも、やっぱ卒業させてあげたい
今回の譲渡はとっても安心させてもらいました～
　タマちゃん今までありがとう！
今度は遠慮せず飼い主さんに沢山甘えるんだよ～


タマ　３歳　メス
２０２４年３月１５日入室　２０２５年１月２５日卒業
在籍３１７日（マンボに次いで二番目の長さです）

お幸せに～

あにまるロック診療所
保護猫譲渡るーむ
浜口　純
　

　

今回はまたまた、ブログで取り上げる前に決まってしまった猫のお知らせです。
２０２５年１月２０日　当施設にとんでもない大物がやってきました
黒猫　生後７か月？？？　オス
体重５．８キロ→イヤイヤ生後７か月はうそでしょ！？


この子は一般の方からの依頼でして、生後２か月弱の時に外に脱走し、
その後失踪した後３か月後にビックリBIGになって帰ってきたそうです。
　そこの家は９頭の馴れていない保護猫がいるため、唯一馴れているから
と入所してきた次第です。

向こうではチビと言われていました～
生後１か月半の時のこの子です当時体重８００グラム






　この子見ての通り、体は超ゴッツイ毛は剛毛、皮膚は分厚い、
全身硬い皮膚と分厚い筋肉、デカイ玉


しっぽは脂漏症で脂が落ちずに毛刈り

オス丸出し！でした。


でも顔は何故かあどけない・・・。
　まさしくモンスターベイビー。
　最初強そうだったので、ボブと名付けたんですが、翌日顔を見たら
少し緊張が解けてさらに童顔になってる

こりゃボブは無いなぁ～ということで「ぶー」ちゃんという呼び名にしました。
通常黒猫って写真で撮るとあまり映えないもんなのですが、この子は体とアンバランスな
童顔に白いひげ！投稿する度に高リアクション
　＃黒豚＃顔の中心だけ仔猫＃＃黒豚の顔だしパネルから子猫が顔出してる
＃家畜BODY・・・等　
酷いハッシュタグで投稿したのにも関わらず、インパクト抜群で表示回数も抜群！！
性格もとても大人しくて良い子






　ただ、初日の入室検査の時に大変な思いをしたのでるーむデビューは怖くて躊躇
しているうちに「この子に一目惚れをした」という電話が入り、３日後に見学にきたい
と言われたため、結局るーむデビューはやめてそのままケージでの管理となりました。
　意外に臆病でケージからは出ようとはしませんでしたが、
大人しくてとってもお利口さんです。
　そして、入室６日目見学者さんと面会。即決定！！
そして、翌日譲渡となった次第です。
譲渡直前になってようやく馴れ猫の片鱗を見せてくれたみたいです
ケージからは一歩出たのみでしたが



入所７日目
訪問譲渡です
当然キャリーケースからは出ようとしません


里親さんがちゅーるでおびき出そうとしましたが、
動きません（でもちゅーるは食べてる）



結局引っ張り出しました～
やっぱ結構写真映えしますね(笑)



同居には１カ月年上の三毛猫さん（体重半分くらい）がいるので、
馴れてきたら、なかなか凸凹コンビで面白そうですね
黒豚なんて言っちゃってごめんよ～
良い名前つけてもらってね～

ぶーちゃん　２０２４年６月生まれ（生後７か月）　オス
２０２５年１月２０日入所　２０２５年２月２６日卒業
在籍７日間
史上３位のスピード記録！！

昨年あたりから黒猫人気が凄まじいです

ホイコ　３歳（２０２２年生推定）　メス　



２０２５年１月１４日入室
入室時の便検査で寄生虫がいたため、スタートはケージでしたが、
ケージでも前向きな顔の子でした。


コロンやジャッキーと同じ中華屋さん出身のこの子
とにかく明るくて良い子だったので、保護先では「リコ」ちゃんと
呼ばれていたのですが、もっとポップでインパクトのある名前はないか？
と考え、回鍋肉（ホイコーロー）からホイコと名付けました

この子はケージにいるときからスリスリの連続で、るーむに入れてからも
クネクネ、コツンコツン、ポンポンの連続





ずっとこの調子なので普通の写真が撮れない子です

この２枚が唯一落ち着いてる時の写真（寝てる時の）かな❓




リコと呼ばれていただけあって本当にお利口さん
エサも初日から一番乗りでした～！
　イタズラもしないし、お利口馴れ猫の典型です！！
全ての世代の方におすすめします