小夏、推定2歳、メス
当るーむスタッフが自ら保護した子です。
捕獲時に妊娠していたため、出産育児をスタッフの元で行っていましたが、
育児を終えるーむデビューしました。

小夏が保護されたのは2月
スタッフの自宅に現れて窓にタックルをしてくるので、捕獲して不妊リリース
しようと考えたのが保護するきっかけでした。
少しお腹が大きいとのことで、エコー検査をしたら、妊娠が発覚
以前堕胎した直後に入室した猫が、精神的ショックで半年以上人間不信が
つづいた経験から、そこそこ馴れてたのもあり、生ませてから避妊しよう
ということになり、我々と小夏の関わりはスタートしました。
保護して2週間が経過したとき
(最初は当時交流があったボランティアさん宅にいました)、「食欲が全くなくて
見てられない・・・」と連絡があり、当院に入院しました。
症状は重度の猫かぜで、肺炎寸前の呼吸困難でハッキリ言って死にそうな状態・・・。
エコーで胎児の生存は、確認できましたが、出産どころか本人も危ない状態。
これで妊娠中なんで、どんだけ大変な状況だったか、ご理解いただけますか?


食欲はゼロ、明らかに胎児を助けてる場合じゃなかったです
即酸素室に入れて生活、毎日2回のネブライザー、
妊娠中も使える軽い抗生剤など、かぜの治療胎児に影響ないものをチョイス
して実施。


小夏のためだけなら、これでいいのですが、妊娠中ということで、栄養摂取を
サボってはいけない!
ということで、毎日3~4回流動食を強制

そんな治療をして5日後
どうにか自力採食が復帰
その後はかぜの症状がしっかり治るまで入院を続け、10日後に退院
スタッフが自宅で面倒見ることになり、出産準備に入りました。
実はこの子マンソン裂頭条虫という巨大な縄みたいな虫もいましたが、
妊娠中のため駆虫をできず、2回ほど、おしりから縄状の虫を
出してたりもしてました~
寄生虫に栄養を摂られ、仔猫には栄養を与え、本当に大変な妊娠生活を乗り越え
無事出産

その後はこの3頭をまじめに一生懸命育てあげくれました
、


離乳が終わり、仔猫たちも言うことを聞かない位やんちゃになってきた
5月下旬、スタッフが、「子育てに神経質になりすぎてもう子離れさせたい」
と言ってきたので、5月29日当院に移動
急に子供たちと引き離されて、メンタルおかしくなると思い、
しばらくの間ケージで管理しました
最初の4日間、悲鳴のような鳴き声を出して、毎朝この状態

1週間がたち、ようやく落ち着いたところで、避妊手術をしてもらい
待望のるーむデビュー
保護してから、3か月半ようやくるーむの一員になれました~



まだまだるーむには馴染めておらず、友達もいませんが、
苦労してたどり着いた、るーむ生活
今度は人間に甘えて自分の幸せ掴もうね
あにまるロック診療所
保護猫譲渡るーむ
濱口 純
当るーむスタッフが自ら保護した子です。
捕獲時に妊娠していたため、出産育児をスタッフの元で行っていましたが、
育児を終えるーむデビューしました。

小夏が保護されたのは2月
スタッフの自宅に現れて窓にタックルをしてくるので、捕獲して不妊リリース
しようと考えたのが保護するきっかけでした。
少しお腹が大きいとのことで、エコー検査をしたら、妊娠が発覚
以前堕胎した直後に入室した猫が、精神的ショックで半年以上人間不信が
つづいた経験から、そこそこ馴れてたのもあり、生ませてから避妊しよう
ということになり、我々と小夏の関わりはスタートしました。
保護して2週間が経過したとき
(最初は当時交流があったボランティアさん宅にいました)、「食欲が全くなくて
見てられない・・・」と連絡があり、当院に入院しました。
症状は重度の猫かぜで、肺炎寸前の呼吸困難でハッキリ言って死にそうな状態・・・。
エコーで胎児の生存は、確認できましたが、出産どころか本人も危ない状態。
これで妊娠中なんで、どんだけ大変な状況だったか、ご理解いただけますか?


食欲はゼロ、明らかに胎児を助けてる場合じゃなかったです

即酸素室に入れて生活、毎日2回のネブライザー、
妊娠中も使える軽い抗生剤など、かぜの治療胎児に影響ないものをチョイス
して実施。


小夏のためだけなら、これでいいのですが、妊娠中ということで、栄養摂取を
サボってはいけない!
ということで、毎日3~4回流動食を強制

そんな治療をして5日後
どうにか自力採食が復帰
その後はかぜの症状がしっかり治るまで入院を続け、10日後に退院
スタッフが自宅で面倒見ることになり、出産準備に入りました。
実はこの子マンソン裂頭条虫という巨大な縄みたいな虫もいましたが、
妊娠中のため駆虫をできず、2回ほど、おしりから縄状の虫を
出してたりもしてました~

寄生虫に栄養を摂られ、仔猫には栄養を与え、本当に大変な妊娠生活を乗り越え
無事出産

その後はこの3頭をまじめに一生懸命育てあげくれました
、



離乳が終わり、仔猫たちも言うことを聞かない位やんちゃになってきた
5月下旬、スタッフが、「子育てに神経質になりすぎてもう子離れさせたい」
と言ってきたので、5月29日当院に移動
急に子供たちと引き離されて、メンタルおかしくなると思い、
しばらくの間ケージで管理しました
最初の4日間、悲鳴のような鳴き声を出して、毎朝この状態


1週間がたち、ようやく落ち着いたところで、避妊手術をしてもらい
待望のるーむデビュー

保護してから、3か月半ようやくるーむの一員になれました~




まだまだるーむには馴染めておらず、友達もいませんが、
苦労してたどり着いた、るーむ生活
今度は人間に甘えて自分の幸せ掴もうね

あにまるロック診療所
保護猫譲渡るーむ
濱口 純















