昨年7月に入室して、いろんな困難で苦労が続いていた
シニア猫ずきんちゃん、入室1年目にしてついに卒業しました

「馴れた地域猫に里親さんを探してあげたい!」
そういって、一般の方から依頼され入室したこの子


地域猫時代は馴れてても、室内に入れるとダメという典型でして、
はじめは全く心を許してくれることは無かったです。



顔つきは堂々としているんですが、基本的に生活場所は上段。
触っても無・・・。
そして昨年10月に、仔猫が多く入室したあたりに、急に悲鳴を上げ
ストレスでリタイア。
その後、里親探しは一旦お休みして、預かりさんの元で生活すること
になりました。そこではうまくやってると思ったんですが、難治性口内炎を
発症
そして、今年の1月に医局に呼び戻して病気を管理してました。
ステロイドの薬を飲ませなきゃ食欲が出ない、よって毎日の投薬が必要。
毎日カメラで、食べてるかどうかチェックの日々。
相変わらず、人慣れせず触ってもカチカチ
依頼主さんに、里親を見つけるのは困難である旨を伝えリタイアを提案してましたが、
生活させる場所が用意できないとして、現状で頑張るしかない日々。
こうなったら、
無茶苦茶人馴れさせて、持病があってもOKという里親さんを探そう
と、奇跡を願うことに方針を固めました。
当時、毎日世話しに来てくれていた、63歳非常勤のトリマーさんに、
ずきんを毎日触ってほしいと指示して、ずきんのナデナデタイムを義務付け
私は毎日の投薬
そんな日々を過ごして3か月、急にずきんが・・・懐いたんです

猫嫌いだったはずなのに、それもクリア

医局に他の猫を入れたいのもあったので、
この時点で半年ぶりにるーむに戻してみました~
医局に比べたら馴れが控えめになりましたが、るーむでも結構いい感じ
な姿を見せてくれたんです



猫嫌いも克服してます

可愛い

それでも、やはり毎日の食欲確認と投薬管理をしなければ食事がとれなく
なってしまう
難治性口内炎は治ることはありません。
だから、どう考えても里親探しは厳しい・・・。
そんな中、依頼主さんが7月に生活場所を用意してくれることになり、
リタイアという形での卒業かな?
と考えて、それに向けて体調管理していくことにしました。
途中一度、里親希望の方が現れて譲渡しましたが、口の状態が悪く
折り合いつかず2週間で出戻り
帰ってきてからは、覚悟が決まったのか食欲も安定、投薬もスムーズ
小粒タイプのごはんなら、安定して食べられるようになりました。
こうやって与えても、誰も邪魔しにこなかったんですよ
みんな偉いぞ
残った餌はぷーさんがおいしくいただいていました


そんな感じで、結構みんなともうまく生活できるようになり、
たくましさが身について、猫キライも完全に克服
そしてついに、依頼主さんが、迎え入れる準備が整った
7月18日
ずきん卒業です

ずきんを迎え入れるために、引っ越してくれて、
こんな素敵な部屋を
用意してくれてまして、無茶苦茶嬉しかったです。

そして、ずきんの新生活スタート!

依頼主さんの元には先住さんもいまして、
早速、扉越しでご挨拶
ずきんのおじにあたる年上のオス猫さんです
仲良くしなさいよ

一通り散策したら、いつもの感じに落ち着きました。

最後に挨拶して見送りました~

元地域猫として入ってきたずきん
もうこれ以上、外での管理は無理とのことで、
昨年7月当施設での生活がスタート

来た初日にバルコニーに出て室外機の裏に挟まって、
動けなくなるというアクシデントスタート。
その後は仔猫若猫ストレスで発狂、
馴らしボランティアに預けても、口内炎発症、
譲渡が決まってもすぐUターン
なんだかんだの1年滞在。
その間ずっと、依頼主さんは我々に里親探し代行料を払い続けてくれました。
そして、依頼主さんの元での新生活スタート。
一番この子を気にかけてくれてた方が飼ってくれる
譲渡はできませんでしたが、最高の卒業ではないでしょうか!?
ずきん
1年でいろんなことを克服し、立派な家猫に成長したね
よく頑張りました~
卒業おめでとう
でも、ずきんはこれで終わりではありません。
これからは主治医として、引き続き食欲の管理をしていきます
ひとまず、ずきんちゃん1年間ありがとう
ずきん
2024年7月7日入室 2025年7月18日卒業
在籍日数 377日間
波乱万丈の1年間でしたが、
まわりまわって一番良い形になりました。
あにまるロック診療所
保護猫譲渡るーむ
浜口 純
シニア猫ずきんちゃん、入室1年目にしてついに卒業しました


「馴れた地域猫に里親さんを探してあげたい!」
そういって、一般の方から依頼され入室したこの子


地域猫時代は馴れてても、室内に入れるとダメという典型でして、
はじめは全く心を許してくれることは無かったです。



顔つきは堂々としているんですが、基本的に生活場所は上段。
触っても無・・・。
そして昨年10月に、仔猫が多く入室したあたりに、急に悲鳴を上げ
ストレスでリタイア。
その後、里親探しは一旦お休みして、預かりさんの元で生活すること
になりました。そこではうまくやってると思ったんですが、難治性口内炎を
発症

そして、今年の1月に医局に呼び戻して病気を管理してました。
ステロイドの薬を飲ませなきゃ食欲が出ない、よって毎日の投薬が必要。
毎日カメラで、食べてるかどうかチェックの日々。
相変わらず、人慣れせず触ってもカチカチ

依頼主さんに、里親を見つけるのは困難である旨を伝えリタイアを提案してましたが、
生活させる場所が用意できないとして、現状で頑張るしかない日々。
こうなったら、
無茶苦茶人馴れさせて、持病があってもOKという里親さんを探そう

と、奇跡を願うことに方針を固めました。
当時、毎日世話しに来てくれていた、63歳非常勤のトリマーさんに、
ずきんを毎日触ってほしいと指示して、ずきんのナデナデタイムを義務付け

私は毎日の投薬
そんな日々を過ごして3か月、急にずきんが・・・懐いたんです


猫嫌いだったはずなのに、それもクリア


医局に他の猫を入れたいのもあったので、
この時点で半年ぶりにるーむに戻してみました~

医局に比べたら馴れが控えめになりましたが、るーむでも結構いい感じ
な姿を見せてくれたんです




猫嫌いも克服してます

可愛い


それでも、やはり毎日の食欲確認と投薬管理をしなければ食事がとれなく
なってしまう

難治性口内炎は治ることはありません。
だから、どう考えても里親探しは厳しい・・・。
そんな中、依頼主さんが7月に生活場所を用意してくれることになり、
リタイアという形での卒業かな?
と考えて、それに向けて体調管理していくことにしました。
途中一度、里親希望の方が現れて譲渡しましたが、口の状態が悪く
折り合いつかず2週間で出戻り

帰ってきてからは、覚悟が決まったのか食欲も安定、投薬もスムーズ
小粒タイプのごはんなら、安定して食べられるようになりました。
こうやって与えても、誰も邪魔しにこなかったんですよ

みんな偉いぞ

残った餌はぷーさんがおいしくいただいていました



そんな感じで、結構みんなともうまく生活できるようになり、
たくましさが身について、猫キライも完全に克服

そしてついに、依頼主さんが、迎え入れる準備が整った
7月18日
ずきん卒業です


ずきんを迎え入れるために、引っ越してくれて、
こんな素敵な部屋を
用意してくれてまして、無茶苦茶嬉しかったです。

そして、ずきんの新生活スタート!


依頼主さんの元には先住さんもいまして、
早速、扉越しでご挨拶
ずきんのおじにあたる年上のオス猫さんです
仲良くしなさいよ


一通り散策したら、いつもの感じに落ち着きました。

最後に挨拶して見送りました~


元地域猫として入ってきたずきん
もうこれ以上、外での管理は無理とのことで、
昨年7月当施設での生活がスタート

来た初日にバルコニーに出て室外機の裏に挟まって、
動けなくなるというアクシデントスタート。
その後は仔猫若猫ストレスで発狂、
馴らしボランティアに預けても、口内炎発症、
譲渡が決まってもすぐUターン

なんだかんだの1年滞在。
その間ずっと、依頼主さんは我々に里親探し代行料を払い続けてくれました。
そして、依頼主さんの元での新生活スタート。
一番この子を気にかけてくれてた方が飼ってくれる

譲渡はできませんでしたが、最高の卒業ではないでしょうか!?
ずきん
1年でいろんなことを克服し、立派な家猫に成長したね

よく頑張りました~

卒業おめでとう

でも、ずきんはこれで終わりではありません。
これからは主治医として、引き続き食欲の管理をしていきます

ひとまず、ずきんちゃん1年間ありがとう

ずきん
2024年7月7日入室 2025年7月18日卒業
在籍日数 377日間
波乱万丈の1年間でしたが、
まわりまわって一番良い形になりました。
あにまるロック診療所
保護猫譲渡るーむ
浜口 純




























































































