２０２５年３月２日に当施設にやってきた日和ちゃん（写真右）のご紹介です



日和ちゃん　２０２４年５月生まれ（推定）、メス
元はひよこちゃんという名だったこの子。
体が小さいので、ひよこでも良かったんですが、いかんせんまだ若いのに陰猫
なため、沢山日があたってほしいとという思いから「日和」と付けました。
　この子、見た目は仔猫、年齢的には若猫。
本来なら人前で元気に楽しく過ごす姿を見せるはずなのですが、なかなかの
引っ込み猫です。


入所当初からハンガーストライキ確実な顔をしていたので、
１階のケージで１週間管理していました。


触るとシャー！からのカチカチ
こりゃキツイ・・・。と思ったんですが、触っても怒らないし、
耳元をマッサージすると、多少は気持ちいいのかも？みたいな顔も
見せてくれる。
　何よりも小さくてフォルムがカワイイ
保護先に聞いたら、避妊手術の時に下手な手術をされたらしく、
耳は盛大に切られ出血も止まらず、お腹の傷も開いてしまい、
それ以降人間を怖がるようになったんだとか。
　でも、私好みのフォルムなんですよね～
　だから、「ゆっくり里親探せばいいから、この子を入れたい」と
私の希望で呼びました～
　１週間のケージ管理のあと、無事るーむデビュー
初日の夜からごはん食べてる～～～


そして２日後には、最高のパートナーと可愛い姿で寄り添ってくれました～

元同僚のママ（１０歳）です





ママは超世話好きな性格で、仔猫が大好き
最近一人でいることが多くて寂しそうだったので、本当の親子みたいな
このコンビにほっこりです


ママとセットで里親に出したい
　そんな気持ちになる位、癒される名コンビです
そう思ったらその後、自分から離れてコンビ解消・・・
　単独行動になり、引きこもりモードに入ってしまったため、

２０２５年６月現在、一般家庭にホームステイさせてもらっています。
８月ころ馴れ猫になって、復帰する予定です

２０２５年８月３日
預かりさんから、日和ちゃんを迎えたいと連絡が入りました
今回の里親さんは、ＯＢのこまちちゃんのお家です
こまち



こまちは、人にも猫にも超慣れっこくて、一人だと寂しがるということで
、一般家庭の雰囲気を味合わせてあげたかった日和を、
５月下旬から預かりボランティアとしてお願いしていたのですが、
こまちは少々強引なところがあり、初日はこんな熱烈歓迎


あっという間に日和に嫌われての共同生活のスタートでした


それでも、そこから学習し、飼い主さんと一緒に日和と上手に仲良くなり
直近では、結構良いコンビになっていたとのことでした。



るーむ生活１カ月半、預かり先での生活２カ月ちょっとの期間を経て
日和ちゃんチャンスを掴みました～
こういう形の譲渡もありがたいですね～
　これも日和が健康で、預かり期間中一度も体調を崩さなかったこと、
少しずつでも毎日確実に馴れてくれたことが、情へと変わり飼い主として
迎えたいと言っていただけたわけで、日和の頑張りの成果です

日和ちゃんおめでとうお幸せに～

日和（ひより）ちゃん、１歳、メス
２０２５年３月３日入室　２０２５年８月３日卒業

来た当初は集団生活の中に感情を置いてきてしまったような、
「無」の子でしたが立派な飼い猫になりました～
預かりボランティアも一つのやり方なのかもしれませんね。

保護猫譲渡るーむ
濱口　純




あにまるロック診療所
保護猫譲渡るーむ
浜口　純