仔猫シリーズパート3
今回はこの子です
ビジュアル抜群の茶白トラちゃん、生後3か月半くらい、オス
です。
名前は「とらじろう」になりました
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と、いつも通りご紹介しようと思っていたのですが、
この子もう里親決まって譲渡先にいま~す
入室は8月13日
知り合いの介護士さんが家主が倒れて搬送された訪問先で見つけて
SOSされて入れました。
*この方にはお世話になってるんで、仕方なく応じました。
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入室後即去勢、検査、予防、シャンプーに入りましたが、
検便で回虫卵とコクシジウムという
お腹を壊す虫がいまして、翌日からそれらの治療をスタート。

 コクシジウムの薬は超苦いので、泡だらけ涎らけになり、
猫との良好な関係は築けるはずはありません。
これを入所2日目から4日目までやりました~、
そして5日目は回虫の駆虫薬の投薬
*背中につけるタイプのものは初日に付けてますが、
それ全く効果がないもので信用していません。

入室5日目、駆虫も終えて今日から馴らしに入るぞ~
とスタッフも張り切っていましたが、仔猫希望の方が
来店され、私の判断で即おすすめして譲渡内定!

我々とは、思い出も何もないまま譲渡活動終了。

 スタッフは馴らそうと張り切ってたんですけどね・・・
結局触ることなく、わずか6日でいなくなっちゃいました~

私も、捕まえて嫌がってるところを薬与えた絡みのみ

写真は辛うじて撮れたじゃらし写真です。
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もう少しおいて、馴らしてから譲渡すべきと思う方も多いかと思います。

でも、この子里親さん宅で間違いなく馴れるでしょ!

 里親になってもらってから、
自分たちなりに馴らしてもらうのもありかな?と

仔猫って、ほとんどが馴れるじゃないですか?
 譲渡会方式で、見た目の可愛さで決めちゃってもいいと思うんですよ~

この子の譲渡希望の方は、先住猫2歳オスのお友達として迎えたいとのこと
なのですが、最初しばらくはケージで暮らしてもらい徐々に馴らしていきたい
と希望されていたので、尚更私の構想と一致しました。

 見学にいらっしゃった際は、この子一択でおすすめしての決定です

それでは譲渡シーンです
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キャー!かわいい~~~
ファミリー世帯の方でしたが、家族全員歓声を上げていましたよ!
そして、飼育環境チェックOKで譲渡成立
徐々に仲良くなってね~

成猫ではこんな譲渡形式ありえないですが、仔猫ならこの形もありでしょ
あと、仔猫はファミリー世代が良く似合う

とらじろう
2024年8月13日入室、8月18日譲渡
在籍?6日
史上2位のスピード譲渡でした~

ていうか~全く馴れないままのコミュニケーションゼロ譲渡・・・。

これはこれでありですよ
こういうビジュアルのいい仔猫はとっとと決めないと、
面倒なことになったりしますしね。

ちなみに、検便は出発直前にして、虫の駆虫済は確認してからの譲渡です。

とらじろうくん
ところで、キミ何しに来たの?
ここに入院しに来たのかい?(笑)
 譲渡おめでとうというより、退院おめでとうだね
野良猫時代の垢を落として、キレイな体で、お家生活enjoyしてください
おめでと~う
いやお大事に~

あにまるロック診療所
濱口 純